基盤研究(A)(第2期:2017~2021)「JOPTの拡充と普及」(研究課題:17H00919)
基盤研究(A)(第1期:2013~2016)「日本語会話能力テストの研究と開発」(研究課題:17922991)

プロジェクト概要


代表あいさつ

六川雅彦(第2期代表),鎌田修(第1期代表)



私たちの研究プロジェクトのホームページへようこそ!当プロジェクトは、文部科学省所管の日本学術振興会から研究助成(科学研究費補助金基盤研究A)を受けて、2013年度に開始されました。このホームページは、当プロジェクトの内容を一般にお知らせすることと、研究成果を日本語教育界にフィードバックするために開設されました。
外国語教育に会話能力の重要性を疑うものはいませんが、その測定・評価となると、客観性の確保、時間的制約等の理由でその汎用化は非常に遅れています。近年、「Common European Framework of Reference」(欧州言語参照枠組み、CEFR)や「JF日本語スタンダード」が発表されましたが、会話能力の測定に関しては今も殆ど未開拓の状態です。唯一、米国外国語教育協会(以下、ACTFL)が開発したOral Proficiency Interview (OPI)のみが、米国、さらに、日本においても20年以上に渡り実施されているだけです。しかし、OPIはそもそも米国の高等教育機関での使用が前提であり、また、一人のテストに30分もかかることから、日本での実施はほんの一部、それも主に教室環境を背景にした学習者に限られていました。また、地域生活者の会話能力測定に関する基準もテストも存在しない状態です。このような現状に鑑み、長年口頭能力測定(とりわけ、OPI)や前述の国家的プロジェクトにも関わってきたメンバーを中心に、本研究を推進することにしました。
 本プロジェクトは2013年度から2016年度において第1期の研究として,テストの全体デザインを作りました。2017年4月から第2期がスタートしており,2021年3月までに「JOPTの拡充と普及:汎用性と実用性に富む日本語口頭能力試験の実現」というタイトルで,研究開発を続けていく予定です。世界に誇れる日本語の会話テストを作るべく、メンバー全員努力していく所存です。ご協力くださいますようお願いいたします。

第2期(2017~2021)

■ 研究背景

私たちは2013年度より科研費基盤研究(A)(課題番号25244023「日本語会話能力テストの研究と開発:国内外の教育環境及び多文化地域社会を対象に」)として、JOPTと称する対面式テストのモデル開発を始めた。第2期は、その成果を拡充、発展させ、より広範囲に実施が可能な、実用性のある口頭能力テストを完成させ、4年後に公開することを目的にしている。

■ 研究課題

 本研究期間終了時に一般公開するために、第1期JOPTプロジェクトで完成させたA、B、C領域のテスト問題を拡充した後、大規模試行を行い、その分析結果を基に、問題を確定する。
 JOPTはAndroid OS上で作動するアプリを使用したテストである。問題の完成とともに、現在のアプリを改良し、完成させ、本研究期間終了時の一般公開に備える。
 JOPTではデータの保存・管理、評定・評価をオンラインシステム上で行う。本研究期間終了時の一般公開に備え、システムの増強、改良を行う。
 研究期間の後半にはテスター、評定者養成のためのワークショップを開催し、本研究期間終了時の一般公開に備える。またそのために、研究期間の前半に、テスター、評定者養成のためのマニュアルを完成させる。
 最後に、現在のJOPTは3領域のテストであるが、他領域の追加を検討する。特に、国内の日本語能力試験、欧州のCEFR、米国のACTFL Proficiency Guidelines等との整合性も念頭におき、世界中の日本語学習者のニーズに応えられるような一般的なコミュニケーション能力を測る「ジェネラル(G)領域」の追加を目指し、モデル完成を目指す。

■ 学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義

 専門家だけではなく、幅広く日本語教育に関係する者や、また、日本語能力の高い非母語話者でも実施が可能な、実用性、汎用性がある画期的な口頭能力テストが公開され、使用することができるようになる。
 JOPT試行データを基に日本語の口頭能力測定に関する大規模な調査、研究を行うことが可能になり、第二言語習得研究への大いなる貢献が期待できる。


第1期(2013~2016)

■ 研究背景

外国語教育に会話能力の重要性を疑うものはいないが、その測定・評価となると、客観性の確保、時間的制約等の理由でその汎用化は非常に遅れている。とりわけ、1984年に始まった日本語能力試験においても、当初からその重要性は認識されていたが、2010年の大改訂に際しても、会話能力の測定は先送りされた。さらに90年代後半から国際交流基金を中心に多大な努力が払われ、会話テストの試行版まで作られたが、2008年にこのプロジェクトは停止してしまった。その間、Common European Framework of Reference(欧州言語参照枠組み、以下、CEFR)やJF日本語スタンダードが発表されたが、会話能力の測定に関しては今も殆ど未開拓の状態である。唯一、米国外国語教育協会(以下、ACTFL)が開発したOral Proficiency Interview (OPI)のみが、米国、さらに、日本においても20年以上に渡り実施されているだけである。しかし、OPIはそもそも米国の高等教育機関での使用が前提であり、また、一人のテストに30分もかかることから、日本での実施はほんの一部、それも主に教室環境を背景にした学習者に限られている。また、地域生活者の会話能力測定に関する基準もテストも存在しない状態である。このような現状に鑑み、長年口頭能力測定(とりわけ、OPI)や前述の国家的プロジェクトにも関わってきたメンバーを中心に、本研究を推進することにした。

■ 研究課題

本研究は、現代の多文化地域社会において、従来のような日本語教育機関の学習者のみを対象にすることがいかに無意味であるかを、まず、認識する。そして、国内外の日本語教育機関のみならず、地域の日本語教室で学ぶ学習者や定住外国人も対象にした会話能力テスト(JOPT)を開発する。 また、世界中の日本語教師の大半を占める非母語話者教師や、専門家ではないボランティア教師でも測定と評価ができる弾力的なテスト作りを実現する。そのため、国内外でJOPTテスター養成の研修会を開催し、必要に応じたテストの改善を行い、さらにテスターマニュアルを加えた会話能力テスト(JOPT)を作成する。

■ 研究方法



■ 学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義

1. 国内外の日本語教育機関だけでなく、多文化地域社会での日本語使用者の会話能力の測定・評価基準の作成。
2. 多様な背景を持つ日本語使用者の個別性を尊重し、かつ、妥当性、信頼性、汎用性の高い会話能力テストの開発。
3. 母語話者だけでなく非母語話者もも対象にした短期間でのテスター養成。
4. JOPT実施状況のビデオとそのコーパスを基にデータバンクを構築、公開。

第2期(2017~2021)

総括班 
各班のリーダーによって構成し,全体調整を行う。

A~C領域班 
主に高等教育機関(ビジネス社会、定住する生活場面)における日本語の機能的口頭運用能力を測定する問題を作成する。そして、それらを試行した後、分析結果を基に必要に応じて問題の修正を行い、最終的に各領域の問題を完成される。

評定・評価班 
試験の評定・評価に関わる基準を作成する。CEFR、日本語能力試験等外部機関の基準との整合性を考慮しつつ、試行の結果を基に必要に応じて修正を行い、完成させる。

分析班 
試行データの評定・評価結果を分析し、問題の難易度等に関して、他の班にフィードバックを与える。

マニュアル班 
テスター、評定者養成のワークショップに使用するマニュアルを作成する。

ワークショップ班 
マニュアルを基にテスター、評定者養成のワークショップを実施する。

システム班 
JOPTのアプリを改良し、完成させる。また、データの保存・管理、評定・評価を行うオンラインシステムを改良し、完成させる。

第1期(2013~2016)

総括班 
各班のリーダーによって構成し,全体調整を行う。

基準作成班 
既存の言語能力基準を精査、比較検討し、多文化地域社会、および、国内・国外の教育環境における新たな会話能力測定・評価基準を作成する。

テスト作成班 
テスト問題を作成し、多文化地域社会、並びに、日本語教育機関における会話データ資料の収集と分析を行い、対面式テスト(JOPT)の作成、試行を行う。

マニュアル作成班 
テスター向けのマニュアルを作成する。

システム・データ実施支援班 
テストの実施を支援するためのサーバ環境の整備およびタブレットにより支援システムを開発する

分析班 
多相ラッシュ・モデルを用いてテスト結果を分析し、精度の高い口頭能力テストを開発する

第2期(2017~2021)

研究代表者 六川雅彦(むつかわ・まさひこ/南山大学外国人留学生別科・准教授)
研究分担者 鎌田修(かまだ・おさむ/南山大学人文学部・教授)
研究分担者 坂本正(さかもと・ただし/名古屋外国語大学外国語学部・教授)
研究分担者 伊東祐郎(いとう・すけろう/東京外国語大学大学院国際日本学研究院・教授)
研究協力者 嶋田和子(しまだ・かずこ/ACRAS代表・清泉女子大学)
連携研究者 野口裕之(のぐち・ひろゆき/名古屋大学・名誉教授)
研究分担者 由井紀久子(ゆい・きくこ/京都外国語大学外国語学部・教授)
研究分担者 李在鎬(り・じぇほ/早稲田大学日本語教育研究科・教授)


第1期(2013~2016)

研究代表者 鎌田修(かまだ・おさむ/南山大学人文学部・教授)
研究分担者 坂本正(さかもと・ただし/南山大学人文学部・教授)
研究分担者 野口裕之(のぐち・ひろゆき/名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教授)
研究分担者 伊東祐郎(いとう・すけろう/東京外国語大学大学院国際日本学研究院・教授(留学生日本語教育センター長)
研究分担者 嶋田和子(しまだ・かずこ/ACRAS代表・清泉女子大学)
研究分担者 野山広(のやま・ひろし/国立国語研究所・准教授)
研究分担者 由井紀久子(ゆい・きくこ/京都外国語大学外国語学部・教授)
研究分担者 六川雅彦(むつかわ・まさひこ/南山大学人文学部・准教授)
研究分担者 西川寛之(にしかわ・ひろゆき/明海大学外国語学部・講師)
研究分担者 李在鎬(り・じぇほ/早稲田大学日本語教育研究科・准教授)
  • ウェブサイト担当:李在鎬(jhlee.n@gmail.com )




研究成果

実績概要
本研究は日本語教育にとって喫緊の課題である会話能力テストの作成を目標に、次の4つの大きな課題を持つ。(1)国内外の教室環境や地域社会といった多様な学習背景をもつ日本語学習者の会話能力とは何かを原点から問い直し、世界の日本語教育において汎用的かつ実用的な会話能力測定・評価基準の作成を行う。(2) その基準に基づき、母語話者のみならず、非母語話者教師やボランティア教師も含めたより多くのテスターによって実施可能な会話能力テスト(JOPT)を作成し、国内外に試行する。(3) テスターマニュアルを作り、JOPTの普及とテスター養成の基盤を築く。(4) JOPTに関わる言語的、非言語的要素をデータ化し、そのデータバンクと会話コーパスを構築し、今後の会話能力テストの開発に理論的貢献を行う。




JOPTの特徴
1)対面式の会話テストであること
2)15分程度の短い時間で測定を行うこと
3)3つの領域(アカデミック(A),ビジネス(B),コミュニティ・生活(C))で構成されている。
4)困難度の異なる3つのステップの組み合わせでテストアイテムを配置していること
5)写真やグラフなどの視覚的な刺激を使い,テストを実施することである。

アカデミック(A)
主として高校生以上の学生を対象に、アカデミックな世界で必要とされる機能的言語運用能力を測る。この領域の機能的言語運用能力とは、グラフなどを読み解いた上で、事実の説明、解釈、評価を述べたり、自然法則や学術的な規範や規則等に基づいて根拠に基づく主張や議論ができる能力のことである。

■ 対象: 大学生のアカデミック場面における機能的運用能力
•STEP 1: 自分描写(自分に関する簡単な説明)
•STEP 2: 事実説明・発表(量的データをもとにした事実説明、仕組みの説明)
•STEP 3: 意見述べ(事実に対する評価・分析ならびに根拠を示した意見述べ)

ビジネス(B)
主としてビジネスパーソン、及び、今後ビジネスの世界に入ろうとする人材を対象に、その世界で必要とされる機能的言語運用能力を測る。この領域の機能的言語運用能力とは、提示されたイラストから場面や状況を理解し、職業人として社会的・文化的に相応しい日本語で表現ができる。さらに、商習慣を踏まえた上で現在あるいは将来の展開を予測し、対応できる能力のことである。

■ 対象: ビジネス場面における機能的言語運用能力
•STEP 1: 自分描写(自分に関する簡単な説明)
•STEP 2: 事実説明・やり取り(様々なビジネス場面における商習慣を踏まえた説明ならびにやり取り)
•STEP 3: 意見述べ(将来の展開を予測・判断しての意見述べや提案)

コミュニティ(C)
主として定住者を対象に、コミュニティ(地域社会)の生活場面における機能的言語運用能力を測る。この領域の機能的言語運用能力とは、身近な生活場面のイラストを見ながら、文化背景や状況を理解した上で、状況や事実関係、経緯などについて相応しい日本語で描写・説明でき、さらに、テーマに即した意見述べができる能力である。生活場面において人間関係に配慮した相応しい応答ができる能力も含む。

■ 対象: 生活場面における機能的言語運用能力
•STEP 1: 自分描写(自分に関する簡単な説明)
•STEP 2: 事実説明・やり取り(生活に関連する手続きなどの説明ならびにやり取り)
•STEP 3: 意見述べ(根拠述べ、人間関係に配慮した適切な言語による課題遂行)

2014年

著 書
  • 伊東祐郎(2014)「テストと評価」,『日本語教育実践』,凡人社

  • 論 文
  • 鎌田 修(2014)「日本語の会話能力とその測定・評価」,『日本語学』Vol.33-12, 明治書院, pp.16-27
  • 嶋田和子(2014)「定住外国人に対する縦断調査で見えてきたこと ~OPIを通して「自らの声を発すること」をめざす」,『日本語プロフィシェンシー研究』2,pp. 30-49
  • 西川寛之(2014)「日本語学習者にとっての留学の利点 ─日本語g能力試験聴解における誤答の要因から─」,『明海日本語』,明海大学日本語学会
  • 西川寛之(2014)「教育に用いられる教材が取り上げるものと「ことば」で用いられるもの」,『明海大学応用言語学研究』,明海大学応用言語学研究科
  • 伊東祐郎(2014)「ことばの能力を測るということ」,『日本語学』10月号, 明治書院


  • 講 演
  • 嶋田和子(2014.3.14)「日本語教育スタンダードと教材開発」モンゴル日本語教育シンポジウム(モンゴル・日本人材開発センター)


  • 2015年

    著 書
  • 鎌田 修・嶋田和子・堤良一(編著)(2015)『談話とプロフィシェンシー-その真の姿の探求と教育実践をめざして-』,凡人社
  • 李 在鎬(編著)(2015)『日本語教育のための言語テストガイドブック』,くろしお出版

  • 論 文
  • 李 在鎬・小林典子・今井新悟・酒井たか子・迫田久美子(2015)「テスト分析に基づく「SPOT」と「J-CAT」の比較」,『第二言語としての日本語の習得研究』,pp.53-69.
  • 由井 紀久子・鎌田 修・嶋田 和子・野山 広・西川 寛之(2015)「日本語会話能力試験の開発―大規模外国語能力試験が対象にしている口頭能力の比較―」,『ヨーロッパ日本語教育』19号, pp.291-292


  • 講 演
  • 伊東祐郎(2015.3.10)「東京外国語大学(TUFS)における留学生日本語教育センター(JLC)スタンダーズの役割と機能」名古屋大学国際教育交流本部主催講演会「グローバル時代における大学の日本語教育を考える」
  • 伊東祐郎(2015.7.25)「ことばの能力と測定ーテスト開発の視点からの考察ー」2015年度上智大学言語教育研究センター FD講演会
  • 嶋田和子(2015.3.13 )「スタンダード教科書の開発と教師の役割) モンゴル日本語教育シンポジウム(モンゴル・日本人材開発センター)
  • 嶋田和子(2015.3.22)「学習者の発話を引き出す指導法」スイス日本語教師会研修会(ベルン・日本大使館)
  • 嶋田和子(2015.5.9)「Can-do 教材を使った教育実践の意義と課題」英国日本語教師会(リーズ大学)
  • 嶋田和子(2015.8.1)「OPIと日本語教育のつながり」(パネルディスカッション)第10回OPI国際大会(函館国際ホテル)
  • 嶋田和子(2015.8.28)「『非伝達的」な日本語対話能力の存在・解明・育成」(パネルディスカッション)ヨーロッパ日本語教育シンポジウム(第3モンテーニュ大学:ボルドー)

  • 2016年

    著 書
  • 鎌田 修 (監修), 奥野由紀子・金庭久美子・山森理恵(著)(2016)『生きた会話を学ぶ「中級から上級への日本語なりきりリスニング」』ジャパンタイムズ

  • 論 文
  • 伊東祐郎(2016)「学習者要因の分析-学習ストラテジーと学習スタイル-」,『日語教学研究』(外語教学研究出版社), pp.407-428.
  • 鎌田 修(2016)「ACTFL-OPI」,徐敏民・近藤安月子・丸山千歌(編)『日本学研究叢書第9巻日本語教育の研究』(外語教学与研究出版社)pp.453-482.
  • 西川寛之(2016)「マンガを初級日本語学習者が読むための文末詞のバリエーションに関する一考-『みんなの日本語』会話と『名探偵コナン』を例に-」,『明海大学応用言語学研究』,明海大学応用言語学研究科


  • 講 演
  • 伊東祐郎(2016.1.23)「評価する:コースデザインは評価にどんな影響を与えるか-グローバル人材育成を見据えてのコースデザインと評価について考える-」NINJAL(国立国語研究所)国際シンポジウム、第3分科会(『予稿集』100~105)

  • 今後予定されている活動

    計画中

    これまでの活動

    1. 鎌田修, 伊東祐郎, 嶋田和子, 西川寛之, 野山広, 六川雅彦(2016)「日本語口頭能力試験 “JOPT” の開発と意義:アカデミック、ビジネス、そしてコミュニティー部門における共生に基づく言語使用能力の測定」(第20回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム)(イタリア,ベネチア)
    2. 鎌田修,嶋田和子,伊東祐郎,李在鎬(2016) 「新しい日本語会話テスト「JOPT」」(日本語教育学会2016年度秋季大会)(愛媛 松山)
    3. 坂本正(2015)「新しい日本語会話能力テストの研究と開発」2015年インドネシア日本語教育学会(インドネシア,ウダヤナ大学)
    4. 西川寛之・鎌田修・野口裕之・伊東祐郎・嶋田和子・野山広・由井紀久子・六川雅彦・李在鎬(2015)「会話テスト JOPT 抽出データに与えるインタビュアーの影響」(第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム)(フランス,ボルドー)
    5. 李在鎬,西川寛之,伊東祐郎,坂本正,野口裕之,嶋田和子,野山広,由井紀久子,六川雅彦,鎌田修(2015)「JOPTテスト実施支援システムについて」(第10回国際OPIシンポジウム)(日本,函館)
    6. 由井 紀久子・鎌田 修・嶋田 和子・野山 広・西川 寛之(2014)「日本語会話能力試験の開発―大規模外国語能力試験が対象にしている口頭能力の比較―」(第18回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム)(スロベニア,リュブリャナ)



    研究集会

    総合タイトル:日本語口頭能力評価の新たな挑戦

    ■日時:2017.12.10 13:00~17:30
    ■場所:早稲田大学26号館 (新宿区西早稲田1-6-1)
    ■参加申込:下記の参加申込用のフォームに必要事項を記入の上、お申込みください。
    ■定員:50名(参加費無料、先着順)

    プログラム

    第1部 | 13:00-14:20 | JOPTの現在とこれから

    ・ 13:00-13:10 第1期の総括:JOPTから見たテスト作りの光と影(鎌田修)
    ・ 13:10-13:20 第2期の目標と計画:JOPTの完成に向けて(六川雅彦)
    ・ 13:20-14:00 第1期の調査分析の結果報告(李在鎬)
    ・ 14:00-14:20 Q&Aおよびディスカッション

    第2部 | 14:30-15:50 | テーマセッション「さまざまな口頭能力測定」

    ・ 14:30-15:10 SJ-CAT (Speaking Japanese Computerized Adaptive Test):コンピュータによる日本語会話能力自動採点テストの紹介(今井新悟)
    ・ 15:10-15:50 JF日本語教育スタンダード準拠ロールプレイテスト:教育現場に合わせた利用の提案(長坂水晶)

    第3部 | 16:00-17:30 | グループワーク:口頭能力評価に期待すること






    総合タイトル:「日本語会話テストの開発」



    日時:2014年3月20日(木)13:00-17:00

    場所:東京外国語大学(府中キャンパス)

    資料学習者の役に立つ日本語会話テストの開発:理論、先行研究、そして実践(近藤ブラウン妃美)
    総合タイトル:「会話×コミュニケーション×評価」



    日時:2015年3月26日(木)13:00-17:00

    場所:筑波大学(東京キャンパス)

    資料テストとは受験者と試験者を共に試すもの-言語熟達度評価の歴史-共同体性について-(柳瀬陽介)
    総合タイトル:「日英語からみる口頭能力テストの現状と課題」



    日時:2016年3月22日 13:30~17:30

    場所:キャンパスプラザ京都

    資料
    1. CEFR-J に基づく英語口頭能力テスト開発の必要性と可能性(根岸雅史)
    2. 口頭英語能力テストの現状と課題:TOEFL iBT® を中心に(澤木泰代)
    3. OPIとJOPT,その共通点と相違点(鎌田 修)
    4. 外国語口頭能力測定法の基礎(野口裕之)